11月のお知らせ 風しん(三日はしか)

 

先月、麻しんについてでしたので今月は風しんについての話です。
   

 最近、風しんが流行しています。
 風しんは風しんウィルスによって感染する病気です。麻しんに比べて症状は軽いのですが、妊娠中の女性がかかると胎児に感染し、難聴・心疾患・白内障などさまざまな障害を持った赤ちゃんが生まれてくることがあります。
   

 今流行しているのは、予防接種を受けてない(特に男性)の方が、発症していることが多いのが特徴で、その方から妊婦さんに感染することが心配されています。
 

 まず、1962年4月より以前に生まれた方は、風しんの予防接種制度がありませんでした。
そして、1962年4月~1979年4月生まれの方は、女性(当時は中学生の時に1回接種)のみの対象だったため、男性は受けてないことが多いです。


 また、それ以降に生まれた方にも個別接種だったため接種率が低かった世代もあります。
 

麻しんと同様、予防接種を受けたことがあるか確認、または医療機関で抗体があるかどうか調べて、必要なら予防接種を受けることをお勧めします。

 

 

                            川島店 水谷