3月のお知らせ(男性型脱毛症)

今月は、男性型脱毛症 について、お話いたします。

 

Androgenetic Alopecia

 

 俗にAGAと略される薄毛の症状のひとつである「男性型脱毛症」のことをいいます。

AGAは症状や進行度によって取るべき対策・治療法が異なるので、まずは自身のAGAと疑われる症状と進行度、特徴を正しく把握しましょう。

 

 

AGAの種類・症状

 

 男性ホルモンが主な原因となり発症するAGAは、年齢によって若年性脱毛症(若ハゲ)、壮年性脱毛症の2つに大別されます。また一般的にAGAのうち前頭部(額)の生え際から薄毛が進行していく症状をM字はげ、頭頂部(つむじ)のてっぺんから薄毛が進行していく症状をつむじはげと呼びます。

 AGAは男性に多くみられる症状ですが女性にも起こることがあり、この女性版のAGAのことをFAGA(女性男性型脱毛症)といいます。

 

 

AGAの原因とは

 

 AGAの原因は主に男性ホルモンにあります。髪は成長期・退行期・休止期というヘアサイクルを経て生え変わることを繰り返しますが、DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンの働きによってこのヘアサイクルが乱れることでAGAという薄毛の症状が起こります。

 DHT(ジヒドロテストステロン)はテストステロンという男性ホルモンが還元酵素(5αリダクダーゼ)によって変換させられることで生成されます。これがAGAの直接の原因です。

 その他AGAの原因としては、食生活やストレス、運動不足なども関係していると言われています。

 

 

AGAの対策・予防法

 

 原因がわかったところで、AGAに最適な対策・予防法を考えていきましょう。費用もかからずに簡単にできるAGAの予防法としては、生活習慣の改善があります。ただ、簡単にできる反面、期待できる効果は高くありません。手っ取り早く、かつ確実にAGAの対策をするならAGAの根源であるDHTを直接抑制する方法として育毛剤を使用することがお勧めです。

 あまりに症状が進行している場合は、AGAクリニックに行くというのも1つの手ですね。

 

 

                                    高塚店  小泉