風邪や花粉症で咳やくしゃみが出る場合にマスクをすることが多いと思います。
今回はマスクについて
マスク、使う場面や着用方法を誤ると十分な効果は期待できなくなります。
たとえば、花粉症用のマスクではウィルスは防げません。それは、ウィルスの大きさは約0.1㎛、スギ花粉の300分の1の大きさしかないウィルスは花粉症用のマスクでは防げないのです。
そして、ウィルスは単独で飛ぶことができない為、咳やくしゃみの唾液(飛沫)と共に飛散します。この飛沫の大きさがおおよそ5マイクロメートルの塊になるため、この侵入を防ぐことがマスクの性能として必要になります。
マスクの種類
ガーゼマスク:綿織物(ガーゼ)を重ね合わせて作ってあります。洗って何回も使用できますが、ガーゼの 目が粗いためウィルスの侵入があるかもしれません。
不織布マスク:織らない布で作られたマスクです。繊維を織らずに機械的・科学的手段で繊維と繊維を絡ませて作ります。インフルエンザ対策として厚生労働省が推奨しています。
マスクの使い方
1日使用したマスクは取り換える
装着時に鼻と口をできるだけ空気の漏れがないように覆う
使用中はマスクを触らない
使用済みマスクはビニール袋に入れて破棄する
マスクの着脱時はゴムの部分だけを持ち廃棄後には手を洗う
せっかく正しくマスクを装着していても、使用後のマスクの後始末できていないと大変です。
正しく装着し正しく廃棄することを心がけましょう。
高塚店 小泉