あけましておめでとうございます

 

 今年は初日の出も見ることができ、新しい1年のはじまりに心が引き締まりました。

 

 さて、今年は2年に一回の診療報酬改定が4月に行われます。

医療に携わるものにとっては、ドキドキすることです。

 現在の皆保険制度は、世界に誇れる制度ですが、実際この制度を維持していくためには、財源が必要です。健康保険料の増額、医療機関での自己負担割合の上昇など、現実に患者様に変化の感じられるものや、薬価の引き下げ、医師、歯科医師、薬剤師などの技術料の引き下げなど、医療の現場の報酬額の減少などがあります。

  今の医療の質を守っていくためにも、日本国民全員で考えなければならない時期に突入したようです。

 

 皆さんが病・医院を受信するとき、ぜひ、やってほしいことがあります。医師や薬剤師に、些細な事でもよいので、現在の自分の状態を必ず伝えてください。このことが、不要な薬を減らし、または足りない薬を追加するなどの細やかな薬の調節がおこなわれ、病気の悪化を防ぎ、副作用をなくし、最終的には、医療費全体を節約できるようになります。

 どうぞ皆さん、日本の素晴らしい医療制度を守っていくためにも、自分でも健康について、また医療について少し考え、ご協力をお願いします。

 

最後になりましたが、今年も皆様方が健やかにお過ごしできますよう、お祈り申し上げます

 

 

                                   令和2年 元旦

                                   有限会社ふたば薬品 

                                   代表取締役 紙本亮司