6月6日は「補聴器の日」です。
数字の6の形が耳にかかっている補聴器に、似て見えるからだそうです。
補聴器といえば難聴のイメージですが、難聴にもいくつかのタイプがあります。
①伝音声難聴:外耳、内耳に何らかの原因があり、音が伝わりにくくなる難聴です。
補聴器などを使用することで聞こえが回復しやすい難聴です。
②感音性難聴:内耳もしくはその先の内部の神経の障害によって起こる難聴です。そのため、補聴器を使用しても正常な人と同じ聞こえにはならないことが多いです。
③混合性難聴:①と②の両方により聞こえにくくなる難聴です。加齢による難聴はこのタイプが多いです。
難聴と認知症の関連性について、最近よく報告されるようになりました。
難聴は徐々に進んでいくことが多いです。聞こえにくくなったのは「年のせい」だけにせず、あれ?と思った場合、早めに専門医を受診して今の聴力を確認し、適切に補聴器を使用することも、生活の質を維持するためにも大切です。
また、補聴器を使用している方に話しかける時、つい耳元で大きい声で話しかけてしまいがちですが、
そうすると余計に聞こえづらい音になります。
できれば(このご時世難しいですが)顔を正面に向け、口を見せながらはっきり話す方がよく伝わります。
川島店 水谷