11月のお知らせ(セルフメディケーション)

今月はセルフィメディケーションの効果や取り組み方、知っているとお得な制度などをお話したいと思います。


WHO(世界保健機関)ではセルフメディケーションを「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義しています。具体的には、風邪をひいたときに市販の風邪薬を飲んで休養する、小さなキズに絆創膏を貼るなどもこれに当たります。

【セルフメディケーションの効果】

・毎日の健康管理の習慣が身につく

・医療や薬の知識が身につく
・医療機関を受診する手間と時間が省ける
・医療費の適正化につながる
・セルフメディケーション税制での所得控除が可能

【セルフメディケーションの取り組み方】

・普段から適度な運動や栄養バランスの良い食事、十分な睡眠を心がける

・定期的に健康診断を受け、自分の体の状態を把握する
・かかりつけ薬局や薬剤師をもつ
・お薬手帳を活用する
・軽いケガや体調不良の時は*OTC医薬品を上手に利用する
中でもOTC医薬品を上手に利用する上ではいくつか注意点があります。
①正しい用法・用量を守る 自己判断での誤った使用は症状を悪化させることがあります。
②分からないことは薬剤師や登録販売者に相談する
③症状改善がみられない場合は医療機関を受診する などです。
*OTC医薬品:薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方箋なしで購入できる医薬品

【セルフメディケーション税制】
医療費控除の特例として、健康増進の取り組みを行う人が対象となるOTC医薬品を年間12,000円以上購入した場合に確定申告することで所得控除が受けられる制度です。今年1月1日から対象となる医薬品が追加されました。持病はなく、OTC医薬品は利用するという方には最適な制度かと思います。
ただし医療費控除とは併用できませんのでご注意ください。
詳しくは厚生労働省のホームページでご確認ください。

「自分の健康は自分で守る」ことで元気で豊かな毎日が送れることは素晴らしいことです。

自分自身のため、さらには大切な家族のためにもセルフメディケーションに取り組んでいきましょう。

平田店 増田