今月はこれからの季節に起こりがちな食中毒のお話です。
食中毒は、食べ物や飲み物を摂取した際に、病気を引き起こす微生物(細菌、ウィルス、寄生虫)やそれらが作り出す毒素によって引き起こされる病気です。
食中毒の主な原因は、不適切な食品の調理や保存、取り扱い等が挙げられます。
一般的な食中毒の原因についていくつか紹介します。
①サルモネラ菌:家畜や卵、生肉等によって引き起こされることがあります。
②大腸菌 :加熱が不十分な肉や汚染された飲み水から感染することがあります。
③ノロウィルス:感染者の排便や嘔吐物が食品に触れたりすることで感染しやすくなります。
感染者との接触を避け、手洗いや適切な調理によって感染を防ぐことが大切で
す。
④ボツリヌス菌:加熱不十分な食品や傷口から菌が入った場合に引き起こされることがあります
食材の十分な加熱はもちろんですが、傷口の適切な処置にも注意が必要です。
食中毒にならないために、食品を衛生的に取り扱うだけでなく食材を十分加熱する、食品の消費期限を確認する、こまめに手を洗う、特に食事前には手を清潔にしてから食事をすることで感染のリスクを抑えることができます。
以上のことに気を付けながらジメジメした梅雨を健康に乗り切りましょう!
平田店 野田