今月は熱中症についてのお話です。
熱中症は高温多湿な環境で生じるさまざま健康障害の総称です。条件次第では誰もがかかる可能性のある病気ですが、十分な対策をすることで防ぐことのできる病気でもあります。
気象庁が発表した最新の3か月予報によると今年の夏も気温が高いとの見通しで、厳しい暑さが予想されます。
今夏はコロナ禍での国による行動制限もなくなり久しぶりに旅行やお出かけを予定されている方も多くいらっしゃることと思います。
では具体的にどのような対策をしたら良いのか、5つのポイントにまとめてみました。
対策
①早めにこまめに水分補給!
普段は水や麦茶で十分です。汗をたくさん掻
いた時はスポーツドリンクや経口補水液がおすすめです。起床時や入浴の
前後、就寝前など水分をとる習慣をつくると良いです。*ただし主治医か
ら水分や塩分の制限がされている場合はその指示に従いましょう。
②エアコン・扇風機・温湿度計を上手に使おう!
室温は28度以下、湿度は40~60%を目安にしましょう。特に高齢者
は暑さを感じにくいため体感ではなく、数字で確認できる温湿度計がおす
すめです。テレビの横などよく見える場所に置き、こまめにチェックする
などの工夫が大切です。
③外出時には天気予報などで熱中症情報を確認しよう!
日傘や帽子を使って直射日光を避けることが大切です。こまめに休憩を取
りましょう。通気性の良い服装がおすすめです。
④暑さに負けない体を作ろう!
運動や入浴などで汗をかくことで暑さに慣れましょう。バランスの良い食
事、しっかりとした睡眠で体調を整えましょう。
⑤熱中症対策グッズを活用しよう!
塩タブレットやネッククーラーなど便利なグッズが色々あります。屋外で
はもちろん、就寝時などにも上手に取り入れてみましょう。
これから本格的な夏がやってきます。予防対策を万全に行い厳しい暑さを乗り切りましょう。
平田店 増田