おならが出ること自体は生理現象なので問題ありませんが、普段よりもひどい臭いだったり、回数が多い場合は、体の中に原因があるかもしれません。
口から入った空気は基本的に臭いはありませんが、腸内細菌により発生するガスには揮発性硫黄化合物や揮発性窒素化合物といった、悪臭のもととなる成分が含まれます。通常は無臭または少し臭うおならですが、ガスの中に悪臭成分が増えることで臭いが強くなります。
体内でできたおならのうち、約2割はお尻から放出され、残り8割は腸から血液に吸収され全身に渡り、皮膚から放出されたり呼気として排出されます。つまり、体臭や口臭となります。
おならが臭い時の考えられる原因
腸内環境の悪化
便秘
ストレス
慢性胃炎や過敏性腸症候群、大腸がんなどの病気
おならの臭いを改善するために
食べ物(腸活):プロバイオティクス(善玉菌を含む食べ物)
プレバイオティクス(善玉菌を増殖・活性化させる食べ物)
便秘の解消:水溶性食物繊維(便を柔らかくし、消化吸収を穏やかにする)
不溶性食物繊維(腸の運動を活発にする)
運動:腸の蠕動運動の促進
ストレスを減らす
睡眠
おならの異常な臭いが長期間改善しない場合は内臓の病気の疑いもあり病院で診察を受けるようにしましょう。
おならの臭いは健康のバロメーターでもあります。病気のサインの可能性もあるのでそのままにしておかないようにしましょう。
高塚店 小泉